シャーが繋いでくれた命のメッセージ

 私は、2022年12月に最愛の飼い猫「シャー」と地域猫たちを突然失いました。この出来事は、病気や事故とは違う、心無い人間が行った動物虐待という悲劇でした。

この出来事をきっかけに、「二度と同じような悲しい事件を起こしてほしくない」という強い思いから、毎年シャーの命日に歌を発表することを決めました。

1曲目の「この手は」には、虐待や悲しい事件から猫たちを守りたいという願いを込めています。「冷たい雨」は動物たちを苦しめる悲しい出来事を表し、「この手」は、その悲しみを止め、命を守りたいという私自身の決意です。

2曲目の「虹の橋にいる君へ」は、天国へ旅立ったシャーと地域猫たちに、言葉では伝えきれない深い感謝と愛情を届けたい。そんな願いから生まれた歌です。

歌は決して上手ではありません。それでも歌い続けるのは、この出来事を風化させず、一人でも多くの方に命の大切さを考えていただきたいからです。私の歌が、動物に優しい社会について考えて頂けるきっかけになればと心から願っています。

「この手は」


小さく震える生命
瞳に映る理不尽と
無色な刃は光る
静かに君を蝕んだ
逃げ道さえわからないまま
満たされた悲しみだけ

悪夢の中沈む顔に流れる

この手は君を守れるの?
この手に意味があるなら
小さな受け皿だとしても
冷たい雨が止むなら
この手を何度でも差し伸べるよ

疑問に溢れた時間
拙く弱い糸ならば
優しさ幾重に紡ぐ
それなら糸は切れないでしょう

行く先さえわからないけど
許せない悲しみなら
悪夢の中ずっと答え探した

この手は傷付くためじゃない
この手に意味があるなら
失う痛みなんかじゃない
この手を間違えないで
もう迷わないから

この手はまだ この手はまだ
この手に意味があるなら
小さな受け皿だとしても
冷たい雨が止むなら
この手を何度でも差し伸べるよ
小さなその笑顔 守りたいから

「虹の橋にいる君へ」


いつでも君がいた
からっぽのぬくもり
小さな背中が
くれた優しい日々
あげたかった物全部
ちゃんと渡せて
いたかな
涙がぎゅっと溢れて
雨になって空に届くと

虹の橋が掛かった時
君が笑って
いる気がした
まだ止まったままの時が溶けるよ
いつか君に会えるまで
生きてみよう

なんにもない毎日を
君が変えたの
もらってきた物ばかり
満たされてく宝物
伝えきれない
「ありがとう」
君に届くように願うよ

虹の橋で待っていてね
君を抱きしめに
行くから
もう離れないで
そばにいるから
その時まで少しだけ
今は「またね」

泣いても 泣いても
浮かぶの
愛しい君のその身体に
触れたい 触れたい
この雨が上がった時に
君にまた会えるよ

虹の橋で会える時に
君に胸を張れるように
今進んでくよ
頑張ってみるよ
空を見上げれば
君の優しい色